男性目線の離婚体験記

日本でも離婚が増えてきましたね。女性視点で離婚を語るサイトは多くあるのですが、男性目線で離婚をとらえたサイトが少ないため、知り合いの知り合いのツテを頼って100%男性目線の離婚体験記を作成しました☆

私の不倫が原因での離婚

25歳で結婚して4年。

  

妻との子供が恵まれず、子供が欲しいという妻と不妊治療を続けていました。不妊の理由は妻の方に問題があり、妻も治療を続け私も協力していました。

 

治療を続けて1年ほど経っても子供は授かれず、妻も私も精神的に参っていました。

次第に2人の心が離れ、離婚に向かっていっていたのだと思います。

 

またこの頃、地方での新しい仕事が忙しくなり出張が増えて、私は妻との距離をおけることに少しホッとしていました。

 

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そんなとき地方での仕事で25歳の女性と知り合いました。

彼女は私が既婚者であることを知った上でお互いに惹かれ不倫関係になりました。

 

最初は割り切った関係が続きました。私も夫婦関係の寂しさから彼女に安らぎを求める日々が続きました。

 

でも1年ほど経つと、彼女は徐々に妻との離婚についての話をするようになってきました。もちろんすぐに離婚の結論が出せるものでは無く、私もはぐらかすことが増えてきました。

 

その後、彼女との不倫を妻が感付き初めていました。

私と彼女の電話のやりとりやメールのやりとりをスマホを見つけられてしまったのです。

 

私は「仕事上の女性で、ふざけてメールをしていただけだ」としらを切り通しましたが、妻は離婚すると言い出し、不倫の疑念は拭えませんでした。

それでもしらを切っていましたが、妻が離婚を成立させるために地方での私と彼女との関係を興信所に調べさせていました。

 

私は認めざるを得なくなり、離婚を考え始めました。

彼女との不倫関係も解消しました。

 

 

 

離婚調停ではお互いの弁護士同士で話し合いが行われました。

 

私は最初、妻とは離婚せず夫婦関係を続けたいと主張していました。 

妻への愛情は薄れて始めてはいたものの、彼女とは一時の気持ちの揺れから起こしてしまったからです。

 

彼女とは不倫関係を解消していたので、弁護士の人ももう一度やり直したいということを相手の弁護士に伝えてもらっていました。

でも彼女の離婚の決意は固く、私の気持ちは通じませんでした。

 

 

最終的には私も離婚を承諾しました。

 

子供がいなかったことで、養育費も発生せず、財産分与をする資産もありませんでした。慰謝料のみが発生して話し合いの結果、200万円で同意しました。

 

 

 

地方出張という夫婦の距離と寂しさから不倫をしてしまい、妻との関係が壊れてしまいました。もし次に結婚する機会があれば、不倫は二度としないと決めています。

 

結婚してから変わっていく妻の人格

私の理想の女性像は年上で大人の魅力のある人でした。

  

私は22歳の時、離婚した妻と出会いました。当時、彼女は私よりも5つ年上でした。

出会ったころは、まさに私の理想的な女性でした。

 

それから、5年間の交際をして結婚へとゴールインしました。まさかこの結婚が離婚へと向かう地獄のような日々になるとは思ってもいませんでした。

 

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結婚すると、人間性が徐々に見えてきますよね。

 

付き合っている時は控えめで、常に落ち着きのある彼女でしたが…結婚してからは私に対して毎日、喧嘩越しの態度を表してきました。私が5つも年下だったため、彼女は自分の方が強いと思い込んでいたんでしょうね。

 

私は27歳で経済的に安定しているとは言えませんでした。

結婚する前は、「お互い、支え合って生きていこうね。」と言ってくれていた妻でしたが。結婚後はすぐに寿退社をして専業主婦へとなりました。

 

仕事に行く私に、毎日のように暴言を吐いていたことを今でも、思い出します。

「しっかり働いてよ。稼ぎが少ないなら、即離婚するからね。離婚して慰謝料で暮らしていった方がよっぽど、楽なんだから」。妻の口からは「離婚」というワードがよく出ました。冗談でも、離婚するという言葉は聞きたくありませんでした。

 

結婚する前に、しっかりと彼女の本性を見抜いていれば、こんな結婚はしなかっただろうと、この頃から私の感情にも「この女と離婚して自由になりたい」と芽生え始めていました。

 

一番、辛かったことは私の身体がどんなに不調でもお金のことしか考えない彼女の言動でした。

 

ある朝、歯痛で目覚めた私は頬に氷を当てながら、会社を休もうかどうか悩んでいました。顔が2倍くらいに腫れあがっていたため、早めの治療が必要だと感じました。

 

ところが妻が起床してきて私に一言。

 

「歯が痛いくらいで休むなんて子供じゃないんだから。しっかり働いてお金を儲けてきてよ。そうしないと離婚するわよ。」

 

これには、私も限界でした。

 

持っていた氷を壁に投げつけ、怒鳴ってしまいました。

「離婚したいんなら、こっちからしてやる。」

私は、やけくそになり、そのまま仕事へと向かいました。

 

その後、妻は謝ることなく、給料日になったら会話を持ちかけてくるといった変な態度を取られるようになりました。

 

 

お互いに、もう愛情はなくなっていたのでしょう。

私は、妻を試すために「会社をクビになった。」と嘘をつきました。

 

案の定、妻は「離婚しましょう。」と即答でした。

私も、もう妻が変わってくれることを諦め、離婚を決めました。

 

離婚してから3年後、現在は5つ年下の妻が出来ました。

 

年下の彼女は、少しドジな部分もありますが、支えがいがあって可愛いです。

離婚を経験してから、女選びは慎重になりました。

友人男性の離婚経験談

先日、中学時代の友人男性が離婚しました。

 

直接的な離婚原因は、

「会話がなくなってしまった」との事…。

 

僕自身は未婚なので、会話が無くなってしまって離婚というのは衝撃的でしたが、いろいろ話を聞いてみると何となく本当の離婚原因が見えてきます。

 

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その友人自体は明るく社交的で、子供の頃から夕食をとる時などは家族で会話するのが当たり前。対する元奥さんの家族はあまり会話もなくマイペースな家庭環境。

僕が思うにこの二人の離婚は子供時代の家庭環境の違いにあると感じました。

 

二人には子供がいなかったため、離婚するなら今だと感じたようです。

確かに子供が出来てからの離婚は男性にしてみたら結構リスキーだと感じます。僕が思うに子供がいるかいないかで離婚へのハードルは変わってくると思います。

 

子供が出来てから離婚するのは、養育費等々も含め男性にとって金銭的にきついと判断する方も多いでしょう、対する女性にとっても子供が出来てからの離婚というのは結構きついと思いますが。

 

いずれにせよ男性にとっては子供がいるかいないかで離婚に踏み切れるかどうかはだいぶ変わってくると思います。

 

僕自身も夫婦二人でいる時すら会話がないというのは結構きつく感じてしまうかもしれません。その友人は一年半という短い結婚生活でしたが、結婚して一年くらいしてから離婚を考え始めたそうです。家に帰っても「ただいま」「おかえり」という会話もなく、夕食時も何も会話がなかったとの事です。ただやはりそもそものお互いの家庭環境が違いすぎたのだと思います。

 

「結婚と恋愛は別」

その友人は生ビールを一気に飲み干しそう言いました。

 

未婚の僕にとってはなかなか理解し難い部分もありつつ納得してしまうような言葉でもありました。

 

よく芸能人夫婦の「価値観の違いによる離婚」というのは昔は一般人には理解し難い離婚原因だったと思いますが、時代がかわり夫婦共働きが当たり前になった今、「会話がない。」「価値観が合わない。」というのは一般人夫婦でも当たり前の離婚原因になってしまうのかと感じました。

 

男性にとって離婚は子供がいないなら意外と決断が早くなると感じます。特に20代後半での離婚は余計決断が早くなるでしょう。なぜなら再婚への希望もあるのですから…。

 

その友人もこう言ってました。

「再婚はしたい。」

 

男性の結婚への価値観、理想は様々ですが、離婚の原因というのも様々だなぁと感じました。