最後は、お金で解決
元妻は、嫉妬深く 細かい性格で、私が仕事から帰ってきたら、上から下まで臭いをかぎ、浮気をしていなかったかチェックするようなタイプでした。
私は、朝から晩まで一生懸命に働いて帰ってきているのに、毎回疑われ、ほとほと嫌になりました。もう離婚したいと何度も思いました。
さらに、元妻は 看護婦で夜勤もあったので、家のことがおろそかになり、家事や育児の負担が私にかなりかかっていました。家にいても安らげない気持ちになり、ついに黙って家を出ました。当然離婚してもらうつもりでした。
後で電話で「離婚してほしいから離婚届を置いてきた」といいましたが、当然納得するはずがありません。
しばらく、遠く離れた場所にアパートを借りて、そこからこっそりと仕事に通いました。
はじめは、元妻は離婚を拒んでいたのですが、子供の養育費を毎月25万円払うから別れてくれと頼んだら 諦め始めたようです。ですが、向こうも必死だったのでしょう。
公正証書をくみ交わすように求めてきました。やはり、私の毎月の支払いが滞るのを恐れたのでしょう。
公正証書をくみかわし、離婚が成立しサインをしてくれたのは、別居してから1年半が過ぎてからのことでした。
長かったですが、人の気持ちは、時間がたてば少しずつ変わるんだと感じました。
3人の子供は、可愛かったので、置いてきてしまったことは後悔していますが、小さいうちは母親が育てたほうがいいと思うので、養育費を送って陰ながらサポートしています。
毎月25万円もの支払いをするのは、サラリーマンでは無理なので、私はこれをきっかけに、会社を立ち上げました。今は、その養育費と自分の生活費、従業員の給料のために頑張って働いています。
離婚は、結婚と違い、パワーが要りますし、希望に向かって進むというのとは話が違いますから、大変です。
でもそれでも仕方なく離婚してしまうのは、お互いのためだと思います。
大なり小なり、離婚はもめると思いますが、いろんな方法を調べて乗り越えて下さい。
一番の犠牲者は、子供なので、子供のことだけは、離婚しても責任を持って別れてもかかわっていくつもりです。