男性目線の離婚体験記

日本でも離婚が増えてきましたね。女性視点で離婚を語るサイトは多くあるのですが、男性目線で離婚をとらえたサイトが少ないため、知り合いの知り合いのツテを頼って100%男性目線の離婚体験記を作成しました☆

精神が病んでいる妻を支えきれなかった

私は理想が高いせいなのか、結婚相手どころか彼女も中々できない日々を送っていました。そんな中、会社の同僚に合コンを開いてもらえるようお願いし、やっと出会いの場に辿り着くことが出来ました。

 

実は私は一度、離婚をしています。

子供もいたのですが、妻との性格の不一致で離婚という結果になりました。

 

私は細い女性がタイプです。

その合コンで、私の理想通りのスリムな女性に出会うことができました。顔もスタイルも、ストライクでした。

 

私はその女性に一目惚れをしてしまいました。

すぐに連絡先を聞き、交際スタートとなりました。

 

結婚する前に聞いた話ですが、彼女も離婚経験者でした。

理由はよくわかりませんでしたが、元旦那のDVにより離婚が成立したようです。

 

交際を始めてから結婚までという道のりは短かったです。

なぜなら、私が早く、彼女と一緒に住みたいと考えていたからです。

 

この時、慎重に彼女の気持ちを理解しておけば、後に「離婚」という悲しい結末にはならなかったのかもしれません。

 

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結婚生活は新鮮なものでした。

一生懸命に尽くしてくれる妻に、感謝していました。

  

しかし、私の仕事は2交代制で夜勤が続くことがありました。

  

夜勤の前は決まって、妻は泣きだしてしまいます。

「寂しい。こんなに寂しいなら離婚したい。死にたい。」

これが、妻の口癖です。

 

妻は実は精神的な病気を患っていました。

結婚してから気がついたことですが、手首にはリストカットの後がたくさん残っていました。夜勤から帰ると、妻の姿が見当たらないこともありました。

 

焦って妻を探すとお風呂に浸かったまま目を覚まさないこともありました。決まって置き手紙をしていました。その内容はいつも同じでした。

 

「結婚してくれてありがとう。離婚はしたくないけど寂しくて苦しいので、私は逝きます。」

 

その度に救急車を呼び、手当てをしてもらいます。

 

私もこんな状態が続くのはよくないと思い、有給を仕方なく使いました。

私が休んでいる間、妻の精神状態は安定していました。

 

しかし、明日から仕事が始まる前日の日。また妻が不安定になり始めました。

私の精神状態もおかしくなりそうでした。

 

私の頭の中に「離婚したい」という考えもありました。

 

「妻は私を愛してくれているから、淋しいんだ」と言い聞かせ、離婚だけは避けたかったのですが。妻の行動も徐々に激しくなり、仕事に行けれない状態にまで追い込まれました。さすがに私に限界がきました。

 

「精神科に入院しよう。しないなら離婚しよう。」と妻に告げました。

 

妻は大パニックを起こしましたが、最終的に「自分の存在はそんなものだったのか。」と激怒し始め、家を飛び出してしまいました。

 

その1か月後、妻から離婚届けが届きました。

 

悲しい気持もありましたが、今は解放されたという気持ちが大きいですね。

結婚は慎重にするべきだなと良い経験になりました。